①-4 「ホラクラシー」の今とこれから

​『ティール組織』発売後、日本でもホラクラシー(Holacracy)の実践が少しずつ広がっています。ホラクラシーを活用すると、組織の構造・行動といった「目に見える」部分は循環しやすくなりますが、個人の内面・関係性・文化・パーパスといった「目に見えないもの」への視点が不足してしまうと、十分に機能しない場合もあります。両者をどう統合していけばよいのでしょうか? ホラクラシー実践者からリアルな現場の様子も聞きながら考えていきます。また、ホラクラシーをご存じない方にも「ホラクラシーの基本的な考え方」をシンプルに伝えていただきます。


登壇者一覧

​吉原史郎

日本初「Holacracy(ホラクラシー)認定ファシリテーター」。

神戸大学経営学部卒業。2006年証券会社に入社、投資経験を経て、2007年リサ・ パートナーズに入社。

大規模リゾートホテルの事業再生業務の経営に総支配人として従事 。2011年三菱UFJリサーチ&コンサルティングに入社。組織開発を通じての経営支援に従事。2017年にNatural Organizations Lab 株式会社創業。自然から学ぶ、いのちの循環を軸にした経営の伴奏支援に取り組む。著書『 実務でつかむ!ティール組織』(大和出版 2018年)「実務とつなげる経営の新潮流」にて、経営に関するレポートを見てもらえます。(https://nol-blog.com/)

​荷川取佳樹

株式会社BowL 代表取締役CEO。

1967年沖縄県生まれ。千代田生命→AIGスター生命→ジブラルタ生命と22年間保険会社でマネジメント職として働いた後、2013年沖縄では民間初となるうつ病の社会復帰支援事業(リワーク)を展開する株式会社BowLを設立。

2016年には同社にてEAP事業を立ち上げ、企業や官公庁向けにメンタルヘルス研修や高ストレス組織の活性化支援など予防支援にも力を入れる。2018年にはホラクラシーを導入し、個人の力に依存せず、集団で表現できる自己組織化組織のスタイルに挑戦中。現在は、一人一人が自分らしく生き、リーダーシップが発揮できる個人と組織構造の変容を目指し、メンタル不調に陥らない社会作りへ精力を注いでいる。

藤井宏次​

ホラクラシーコーチ/舞台俳優/演劇研修トレーナー「役割」ベースで組織構造を進化させ続けるホラクラシーと、「 役者」としての舞台芸術を追究し、両者の統合に挑んでいる。 ビジネスパーソン向け演劇研修「シアターマインド」を主催。


本イベント世話人 嘉村より一言

ティール組織を実現する方法は多岐にわたり、10社あれば10通りのプロセスになっていきます。そんな中比較的再現性高く自己組織化組織を作ることができる方法論として注目されているのがホラクラシー、まだまだ日本でも誤解が多いこの技術の本場の哲学、日本の事例が聞けるユニークなセッション(嘉村賢州)